才木と佐々木の対戦となり
速球派対決と言う図式となった
虎心不動は佐々木対策は
球数を何とかして投げさせる
それしかないと考えて見ていた
１６０キロを超えるストレート
１４５キロクラスのフォーク
フォークも落ち方沈み方が違う
なかなか打てるはずもない
だからその中で如何にして
球数を投げさえる事が出来るか？
岡田監督は静かに静かに
佐々木が疲れ始めるのを待っていた
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立ち上がりから粘る打者と
積極的な打者と別れている感じがした
筆者が見てて感じたのが
ストレートに自信があるとかではなく
ポイントが前気味の打者は積極的に
ポイントが後ろ気味の打者はじっくりと
そのように振り分けられている感じがした
勿論感じがしたレベルですよｗｗｗｗ
佐々木のストレートは流石であるが
シュート回転も度々見られた
フォークも多用していたのだが
三振迄の工程がロッテバッテリーが
想定しているよりも手間食っていた感がある
ファールで粘ったり
低めを見逃したり
ストライクゾーンを徹底して見極める
特にスライダーの制球が良くなかったので
阪神打線が結構見逃していた
フォークに振り回されていましたが
それでも低めに対する対応力が
想像以上に出来ており、
佐々木攻略以前の姿を見た感じがした
既に今日の試合後に四死球だけで
四球２０１ （内申告１１）
死球 １７
四死球出塁合計 ２１８
これだけの出塁を出来ているわけで
圧倒的な数字を叩き出している阪神
確かにストレートに押されまくり
確かにフォークに振り回されていたが
その間に単純に三振する姿が
あまり見受けられなかった
とにかくセットポジションにする
その時にどれ位制球と球威が落ちるか？
球速ではなく球威
セットポジションになった時に佐々木は
力を込めて投げる傾向を感じたが
疲れ始めるまでは隙が全く無い位
見事な投球を見せつけられていた感じがした
対する才木
実は投球内容と球の質が安定していたのは
才木の方だったと思う
ストレートの速度より球威を感じたし
何しろ今日はスライダーの状態が
全開の登板とは別人レベルたった
スライダーの修正を徹底してきたと思う
スライダーが右打者のアウトコースに
面白い様にストライクカウントが宣告される
ストレートの球威も抜群で
制球も実に安定していた
今季一番の状態の才木だった
ストライク先行がバンバン進み
ロッテ打線は完全に受け身の状態となり
打ち損じが目立っていた
抑えていれば絶対に勝てる
最少失点でも先制すれば展開が変わる
才木の投球内容があまりにも
エコであまりにも素晴らしかった
間違いなく、佐々木より才木の方が
速球（速度は除く）変化球のキレ
制球も安定したと思った
４回の大山の四球
これが大きな転機を迎えたかも知れない
低めの吊りのアウトローに来るスライダー
これに全く反応しない大山
ストレートで押してもなんとか対応する
３－１からの５球目
インコース高めのストレート１５９キロ
これをファールした
簡単に空振り三振をしない
このファールの対応力を見て
前に飛ばないけど対応は出来ているｗｗ
その対応力の後にアウトローの
際どいストレートがボール宣告
これはストライク宣告されてもおかしくない
かなり微妙なボールだったのだが
四球を選んで出塁した
ここで佐々木２回目のセットポジション
虎心不動はここに注目した
ストレートの力加減（球威）
制球力
フォークの精度
スライダーの状態
必ずこのモンスターにも穴はある筈
初球フォーク
佐藤が後ろへ逸らしてしまう
これは明らかにワイルドピッチ
ランナー２塁に大山が行く
ここで虎心不動は思った
初球はストレートで十分じゃないの？
それからはストレートオンリーの配球
アウトコース腰のラインをファールした
その後は全球１６０キロクラスのストレート
インコースへ全てストレートを投じるか
明らかに見逃せるボール球
セットポジションの中での力み
森下には３球三振で終わったが
ストレートは１６０キロクラス
更にスライダーは１４５キロ
全てアウトコースへ納めていた
２アウトで梅野
フォークを投げなくなったバッテリー
狙い球はストレート一本で良い
何故ならばスライダーはほぼ
ボール球に収まっているからだ
ここでも梅野は７球粘っての
三振となったのだが
殆どが１６０キロクラスの
本気球のストレートだった
セットポジションで
打てる打てないのレベルではなく
セットポジションで
体力は消耗するかも知れない
セットポジションで
フォークのサインが大幅に減る
佐藤は強肩盗塁阻止率は
今日現在で．８７５
ダントツの化け物クラスの数字
昨年は甲斐を超えての盗塁阻止率トップ
ぶっちゃけ梅野バズーカや
甲斐キャノンより今年は特にヤバイ状態
．８７５
10回走られたら8回以上阻止しているわけｗｗ
化け物ｗｗｗｗマジでモンスター強肩なわけ
だから走れないｗｗｗｗｗｗ
アウトになる確率があまりにも高過ぎてｗｗ
なかなか阪神陸上部達も仕掛けられないｗ
でもワイルドピッチが来ると
盗塁もへったくれもないわけｗｗｗｗ
それが来たのが6回だった
6回の裏に入った段階で阪神のヒット数はゼロで
ノーヒットノーラン状態で四死球３つだったわけ
トップバッター中野からでしたが
フォークがもう暴れ始めていた
ストレートもフォークも高めに浮いている
余裕の見逃しでついにノーアウト1塁で
俊足中野が１塁へ
80球を超えていた
バッターはノイジー
陸上部中野であっても
間違いなく走る事はないｗｗｗｗｗ
梅野バズーカとか甲斐キャノンとかの
レベルじゃないからｗｗｗｗ
佐藤弾道ミサイルが凄すぎるからｗｗｗ
またフォークでワイルドピッチ
盗塁しなくても2塁へ行けた
弾道ミサイルの攻撃に会うことなく
中野がセカンドへ到達
ノイジー三振で大山
佐藤はどんな配球をしてくるか？
全てアウトコースだった
スライダー腰のラインストライク
ストレートアウトローボール
ストレートアウトコース腰のラインファール
148キロフォーク
アラァ！！！！！
また後ろに逸らした
セットポジションなのか？
体力か？握力か？
何しろフォークが暴れている
暴投なのか？捕逸なのか？
結果的に自責点とエラー数を見て
暴投だったと確認できたのですが
とにかく中野が3塁へ行き
内野手が前進守備となった
ストレートかスライダーしかないと
虎心不動は確信したのですが
バッテリーがチョイスしたのが
フォークだったわけです
高めに浮いたので
軌道的にはストレート？？
遅くない？って感じのビジョン
１４３キロのフォーク真ん中高め
流石に大山は逃さなかったですね
ライト前のタイムリーヒット
1安打1得点
四球とワイルドピッチ×２とライト前だけで
佐々木から１点をもぎ取った形だった
普段からロッテ戦を
観戦しているわけではないので
想像しか分からないのですが
佐々木のセットポジションなのか？
佐々木の状態が良くなかったのか？
佐々木のスタミナもしくは握力が低下したのか？
分からないのが本音です
フォークの空振り率は３０％を超える凄い魔球
ただそれが高めに浮いたら確かに厳しい
被打率が一番少ないスライダーが
状態良くなかったのも原因かもしれません
でも佐々木から得点をもぎ取ったわけです
才木が状態が最高だったので
これは行ける可能性を感じました
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梅野がど真ん中のストレートを
レフトスタンドへ放り込みました
八木に変わった瞬間の2球目でしたね
間合いが合わせ易かったのかな？
佐々木の後だけに
それはあるかも知れませんよね
この追加点が凄く大きかったわけです
さて、才木ですが
今日は完璧でしたね
ストレートゴリ押しで
フォークに頼る投球が目立っていましたが
スライダーでストライク先行が
バンバン取れていたわけです
更に球に投げるカーブも
緩急として活用出来ていましたね
ストレートとフォークに偏った配球ではなく
スライダーがかなり良い状態
更にストレートの球威にも力があり
フォークの切れ味も抜群でしたね
今季一番の出来でした
奪三振が１２で自己最多を更新
佐々木とは球速では
とてもかなわない数字であっても
１５０キロ超えのストレートに
球威があればかなり体感速度は速いです
右打者に対してのアウトコースで
スライダーが面白い様にストライクを
奪えていたので、梅野としても
本当にやり易いリードが出来たと思うし
良いリードが出来ましたよね
１０１球で3安打完封勝利を納め
完封ですから
佐々木に投げ勝ったわけです
佐々木はベストコンディションでは
なかった可能性が高いです
投球内容が見た目以上に
才木の方が安定感を感じたのですが
何しろエコで投げ抜く事が出来た
中継全員に休暇を与えられた
この９連戦の中で凄く大き過ぎる
素晴らしい貢献度の高い完封勝利だったと思う
四球とワイルドピッチに泣いた佐々木
四球１で最後まで投げ抜いた才木
球の力や変化球のキレだけでなく
制球力も含めた上で
才木が最後まで頑張れた大きな勝利だったと思う
梅野のリードも冴え渡っていた
梅野の追加点となるホームランが大きかった
久々に楽しい投手戦を見る事が出来たと思う
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岡田監督は佐々木が疲れる迄
静かに待つ感じだったとインタビューで話したが
球数を投げさせることに関しては
徹底していた部分があったと思う
ノイジーや木浪は甘いコースに
初球からチャレンジしていたのだが
３ボールになるまでファールで凌いだり
際どいボールを見逃すことが出来たり
佐々木対策をしっかりと構築し
実戦出来たことは凄いと改めて感じた
セットポジションで全力投球して
球が暴れる姿を見た４回
岡田監督はどう感じただろうか？
６回に訪れたチャンスをモノにした阪神
佐々木を６回で１００球以上投げさせた
あれだけの三振を奪われても
なんとか球数を投げさせていた事に
凄さを感じた試合でした
さて、今日はサウスポーの小島ですね
実はこの小島の投球は阪神が
的を絞りにくく苦手なタイプなんですよね
右打者のアウトコースが
良い場所に決まって
チェンジアップのキレが良ければ
間違いなく苦戦する相手ですよね
今日はナイトゲーム
今日も２点勝負になるかな？と
思っています
桐敷の投球内容が良ければ
なんとか勝てると思います
それではまた！
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