緩急を使いこなした
大竹らしさが目立った試合だった
１２勝を勝ち取るだけの投手
緩急を巧みに使い
タイミングを外す技巧派の投球を
遺憾なく発揮出来たと思う
失投はともかくｗｗｗｗｗ
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大竹の投球スタイルは
なんといっても緩急ですよね
チェンジアップが生命線
大竹の投げるチェンジアップは
１１０キロから１２５キロ位の
球速差をつけて投げて来るのだが
縦変化も工夫しているのが分かる
カーブのようにゆったりしたチェンジアップ
縦スライダーみたいな１２５キロレベルの
縦変化が抑え気味のチェンジアップ
その１２５キロレベルのチェンジアップが
スライダーとほぼ同じ球速なので
大竹のスライダーとチェンジアップは
試合で見ていると
滅茶苦茶面白いわけなんですよね
カーブの代用品みたいなチェンジアップ
これが低めに決まると
相手打線は厄介だなってなるわけです
んで、たまにカーブも投げるｗｗｗｗ
今日はチェンジアップで空振りが
そんなに決まっていませんでしたが
これが面白いように決まると
奪三振数が増えるわけですよね
んで、ツーシームですよね
これが当然ストレートと抱き合わせで
打者の手元で沈める工夫がされているが
当然このツーシームも落差の調整が
ある程度出来るタイプ
更にカットボール
このカットボールが１３５キロ台
ツーシームをそれに合わせて
カットボールと球速を合わせて来るが
本当に同じ速度で投げて来るわけｗｗ
所謂これが技巧派タイプだと思う
そしてストレート
これがですね
恐らく夏にファームで調整していた時期に
ストレートかなり鍛えたのかも知れない
伊藤将司並みの力あるストレートを
時折勝負所で使用している
意味のあるファーム調整を
しっかりといていたのだろう
ファームの福原投手コーチは
元々は速球派でカーブとフォークで
ブイブイ言わせていたタイプだったが
怪我からのスランプで
球速が伸びなくなってしまった
山本昌の歩幅の指摘を受けて
奇跡の速球復活劇を見せた
その経験はコーチングとしても
大きな指導材料なのかも知れない
ではその大竹の投球です
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ツーシームとストレートを
織り交ぜながら、チェンジアップ
そしてスライダーを盛り込むのだが
低めの制球をかなり意識して
投げるタイプ
ただ、低めの制球がイマイチの時
タイミングをズラしてストライクゾーンで
勝負する時もある
まぁ２巡目、３巡目に
配球を変える際にも活用しているが
ボールカウントが先行すると
サクサクストライクゾーンで
詰まらせて打たせる投球が出来る
昨日はチェンジアップを多用したが
奪三振が４つであることから
伊藤将司と同じように
打たせて取る投球を坂本と
しっかりと組み立てていたと思う
２回の１－２塁のピンチで古賀の時
ストレート、ツーシームで追い込んで
アウトローへチェンジアップで誘う
投手ゴロでゲッツーを奪うのだが
アレも完全にタイミングをズラして
アウトコースに手を出させる
誘い球だったので
これが大竹の持ち味でもあると思った
フィルディングとハンドリングも
大竹は巧いですよね
あの併殺も滅茶苦茶速かったです
２巡目になると今度は
ツーシーム主流にして
同じ速度でカットボールを使い出した
ここなんですよね
坂本と大竹がしっかりと話し合って
配球パターンを変えて凌ぐわけです
村上に３回２ラン食らっているんですが
高めに浮いたチェンジアップの失投だった
６回の村上の際は
カーブ、ストレート、カットボールと
追い込んでからのアウトローへの
１１２キロのチェンジアップ
初球のカーブの残像が効いて
投手ゴロに抑えている
とりあえずの持ち球に近い
カーブを騙し球として初球使える
しかも村上相手にですので
軌道で、あ、カーブ来た
という感じで見逃しを奪っているので
配球的に巧いですよね
７回には古賀相手に
フォーク初めて投げて居ましたね
その直後にインハイストレートで
凡打を打たせています
配球を変える工夫が良く出来ていた
これが大竹なんですよね
決して状態はベストではなくても
ゲームメイクが出来ていた
間合いを崩す投球が出来ていたわけで
悪いなりに「らしさ」を発揮できたと思う
同じ球種でも
カットボール、チェンジアップ
ツーシームの３種を球速を変えたり
落差を変えたり自在に出来る大竹ですが
それでも速球主流のパリーグでは
完全に開花出来なかったわけですよね
まぁ投手王国である
ソフトバンクだからこそ
開花しなかった部分もあると思うが
セリーグ向きの投手だったと思うよ
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最後にブルワーですが
スライダーの多様が目立ちましたが
思ったより良くなっていましたね
カットボールとストレートの
使い分けとスライダーの多様性
更にカーブが１３０キロ台なので
これもまた間合いが合わせにくいと思う
スライダーも高速系で１４０キロ台
ストレートとカッターとツーシーム
これが抱き合わせで１５０キロ以上で来る
安定した投球が出来れば
CSとシリーズ活躍できるかもですよね
マツダのマウンドでCSは戦わないｗ
甲子園とシリーズに出たとしても
サブホーム球場であるからしてｗｗｗ
京セラが合えば
そこそこ活躍できるかもですね
ケラーの家族の容態がね
もうとてもクライマックスに間に合わないので
彼に頑張ってもらうしかないですよね
まぁ投手王国ですわ
それではまた！
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