村上が敗戦しても
嫌な雰囲気を感じることなく
岡田監督はしっかりと7戦目を
計画的に進められた

 

全て計算通りだった試合に見えた

青柳が昨年の最多勝時の
凄みを感じた試合

 

先発がゲームを作って
しっかりと宮城を攻略して

阪神らしい勝ち方で日本一を獲得

 

 

夢の様な夜だった
いや、これが現実だった

 

 

でも優勝の瞬間
虎心不動は涙1つ流さなかった

 

実況部屋では暗黒時代を思い出して
星野政権以降を思い出して

感極まったメンバーが多数いたが
虎心不動は一切涙がなかった

 

ずっとブログを淡々と書き続けて
阪神の強さと進化を見続けていたから
思った以上に相手が弱く見える位
岡田内閣の阪神タイガースは強かった

 

淡々と観戦していた自分が居た

 

常勝軍団の始まりであり、
これを継承出来れば
これからもっと強くなれる

そう感じたからかも知れない

 

 

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試合開始
立ち上がりというか1巡目の青柳は

ツーシームの現場修正から
徹底して始めていたと思う

 

制球がイマイチであったが
打者の手元でしっかり沈んでいた

 

沈みにムラが出て来るのは
青柳に限った事ではない

 

坂本は徹底してツーシームを起点に

現場修正を根気よく続けていたように思えた

 

手元で沈んでいるので
安打が打たれても連打を早々食らう雰囲気はない

ただ、制球難や沈みのズレなどの
修正を根気よく続けていたのは分かった

 

二巡目辺りから坂本は
ストレートを主にスライダーを混ぜて
オリックス打線に青柳のツーシームを
狙って来る的を複雑化したと思われる

それが功を制したと思う

 

ストレートど真ん中に投げても空振りを
奪える状況だった

 

ツーシームの軌道と
ストレートの軌道の区別が
ついていない感覚だったと思う

 

それだけ球が走っていたし
それだけツーシームが打者の手元で
しっかりと変化していたのだと思う

 

1巡目を乗り越えた事で
2巡目から配球を変えた事で
一気に青柳らしさが伺えた感がある

 

しっかりとゲームメイク出来て
しっかりと抑える事が出来た

 

青柳は数年続いた勤続疲労から
様々な狂いが生じていたかも知れない

今日の青柳を見て
来季エース復活の活路を我々阪神ファンは
見えた様な気がする

 

青柳は4回と3分の2で降板
島本にスイッチして
宗をレフトフライでアウトにして
左のワンポイントとして御役御免

 

伊藤を3イニングのロングリリーフで
起用した岡田阪神

ここが最後の短期決戦の見せ所だった

 

伊藤はカットボールが冴え渡り
ツーシームとストレートを織り交ぜて
打者を翻弄し、打たせて取る
本来の投球内容が出来ていた

 

明らかに青柳と伊藤は
7戦目でダブル起用すると決めて
調整を進めていたのが分かる

 

8回に初安打を食らうが
しっかりと中川をゲッツーに取り
しっかりと3イニングを無失点

 

前回の負け投手の汚名返上に成功

打たせて取る普段の投球が出来ていた

 

 

9回は岩崎ではなく桐敷
これには筆者も驚いたが

 

殆どがストレート勝負
2アウトを奪って最後が岩崎

 

いきなり頓宮に打たれはしたが
最後はレフトフライで試合終了

 

まぁダラダラと投手の流れを書いたが

各投手がしっかりと役割を
日本シリーズ最終戦で発揮できた事

 

準備がしっかりと出来ていたし
投手力の強みをしっかりと見せた事

 

オリックスとは違った形で
打たせて取るタイプを8回迄
しっかりとこなせた試合だった

 

阪神らしい投手王国ぶりを
しっかりと魅せられた試合だったと思う

 

 

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最後に見せた助っ人の存在感

ノイジーが2日連続のホームラン

昨夜は山本のストレートを
広角に放り込んで

今日は宮城からインローのチェンジアップを
見事に拾い上げての3ランホームラン

 

シーズン中のノイジーでは
まず巨人戦東京ドームでの初ホームランから
甲子園で打ったホームラン以来の
大砲的な役割を果たせた感がある

 

ストライクゾーンに悩み
統一球独特の手元で曲がる変化に悩み

もがき苦しんだシーズンだったノイジー

 

シーズン打率を見ても
.240とスペンサー以下の打率だがww
強肩やレフトの守備で沢山の捕殺や
走塁阻止が出来る素晴らしいプレーを
魅せ続けていた

 

今回の日本シリーズは
ノイジーらしさが日本球界で
魅せる事が出来たのかも知れない

 

助っ人らしい仕事を日本シリーズ
最後の最後で魅せてくれた感がある

 

彼の3ランホームランで
宮城のメンタルを打ち砕く事が出来た

 

彼の来季はどうなるか?
フロント主導で検討していくだろうが
守備力と打撃力を見て
日本の野球に慣れて来る可能性を
どこまで?首脳陣とフロントが考えるか?

それもこれから注目していきたいと思う

 

 

ルーキー森下の存在感

森下にとって
CSから日本シリーズの経験値は
来季に繋がる自信へと繋がったと思う

ボール球を見極めれば
己のスイングは通用するという
確信に近い感覚を持てたと思う

 

何が凄いって
ルーキーで日本シリーズ7打点

 

新記録を樹立したわけだが
悔しくて涙した経験も
叱咤激励を受けて這い上がってきたのも

彼自身の才能を高く評価して
3番を外すことがなかった期待

それに打率はともかくチャンスで
しっかりと打っていた森下は凄い

 

 

シリーズMVP近本

短期決戦で好調を維持出来た
打撃センスの持ち主なのだが

しっかりと短期決戦に向けて
コンディションをMAX状態に
持ってこれたのが一番凄い

 

虎心不動が常に書いている
速球対応力という部分を
ポイントを後ろ状態で
変化球と速球の対応が出来る

 

技巧派打撃者であることは言うまでもないが

コンディション維持を
短期決戦の大舞台で持って来て
結果を出せると言うのは素晴らしい

 

 

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岡田監督が魅せた
普段着の野球が堪能できたシリーズ

 

焦らずじっくりと
どっしりと構えた起用采配で
オリックス相手に戦えたのだが

魔物が騒いだりしたが
守備力の安定度は
オリックス同様素晴らしかったと思う

 

梅野怪我による離脱によって
殆ど坂本一人で戦い抜いたシリーズ

まぁよく凌いでくれたと思う
昨夜の青柳と伊藤のリードは
お見事だったと思う

 

 

明日からは岡田野球と
秋季キャンプなどを記事に書きます

 

個人的には来季期待しているのは

育成の野口ですね

ちょっとそこら辺をしっかりと
記事に賭けたら良いなっと思っています

 

 

とりあえず
今シーズンの試合の記事はこれで終了です

日本一という
最高の夢を実現させてくれた岡田監督
しかも就任初年度で達成

凄いとしか言いようがないwwww

 

来年も常勝チームであることを願うし
出来ると思うし、今年以上に強くなる筈

 

守備力重視 投手王国

 

打撃はなんとかなる位の感覚でも
結果的に

攻走守のトータルバランスを
しっかりと魅せてくれたシーズン

 

一番の強さは
スタメン固定でありながらも
選手達の体力が凄かった事

 

みんなとにかく丈夫で強かった
しっかりと自主トレからキャンプ迄
足腰の鍛錬と守備練習を怠らずに
頑張り抜いた結果が出たシーズンでした

 

最後に日本一
おめでとうございます

 

それではまた!

 

 

 

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